摘要 |
本発明は、SCR触媒のNOX流入量をパラメータとしてSCR触媒の異常を診断する排気浄化装置の異常診断装置において、異常診断精度の低下を抑制することを課題とする。本発明は、SCR触媒を含む排気浄化装置と、排気浄化装置へアンモニア又はアンモニアの前駆体である添加剤を供給する供給装置と、添加剤の供給位置より下流の排気通路から吸気通路へ排気の一部を導くEGR装置と、排気浄化装置へ流入するNOXの量を取得する取得手段と、NOX流入量をパラメータとして排気浄化装置のNOX浄化性能に相関する物理量を演算し、その演算結果が閾値より小さい場合に排気浄化装置が異常であると診断する診断手段と、を備えた排気浄化装置の異常診断装置において、EGR装置によってEGRガスとともに還流される添加剤の量が多くなるほど、前記閾値を小さい値に補正するようにした。 |