摘要 |
微小ラップ衝突時における車室の変形を抑制する。車体側部構造(10)では、アウタリインフォースメントロア(36)が、コーナー部(54)に位置する接合部(56)において互いに接合されたリインフォースメント本体(40)と分割パッチ(42)との分割構造とされている。このため、微小ラップ衝突時に前輪(18)からの荷重(F)がフロントピラー(14)に入力された際には、アウタリインフォースメントロア(36)を、その根元付近の接合部(56)において折曲させることができる。これにより、ロッカアウタリインフォースメント(26)に伝達される曲げモーメントを低減することができるので、ロッカアウタリインフォースメント(26)の縦曲げ変形を抑制でき、結果として、車室(22)の変形を抑制できる。 |