摘要 |
【課題】装置構成を複雑化させずに光ファイバ裸線を徐冷し、伝送損失を低減できる光ファイバ素線の製造方法の提供。【解決手段】母材2を溶融紡糸して光ファイバ裸線3を形成する紡糸工程と、光ファイバ裸線3を徐冷装置20に入口端21aから出口端21bに向けて挿通させつつ光ファイバ裸線3を冷却する徐冷工程と、を有する光ファイバ素線5の製造方法において、徐冷工程では、徐冷装置20の内壁の温度を光ファイバ裸線3の温度より低くし、かつ徐冷装置20の内部に入口端21aから出口端21bに向けて高くなる圧力勾配を与え、かつ、徐冷装置20の管内径をD[m]とし、徐冷装置20の内部空間におけるガラスファイバ裸線3の移動方向の長さをL[m]としたとき、徐冷装置20の内部におけるガラスファイバ3の移動方向の平均圧力変化dP/dLが、式(1)を満たす光ファイバ素線5の製造方法。(πD2/4×dP/dL≦0.03…(1)【選択図】図1 |