摘要 |
【課題】ニッケル酸化鉱からペレットを形成し、そのペレットを製錬炉にて還元加熱することによって鉄−ニッケル合金を得るニッケル酸化鉱の製錬方法において、還元工程での製錬反応を効果的に進行させて、ペレットの融着を防止し、高いニッケル品位を有する鉄−ニッケル合金を効率的に得ることができる製錬方法を提供する。【解決手段】本発明に係るニッケル酸化鉱の製錬方法は、ニッケル酸化鉱からペレットを製造するペレット製造工程S1と、得られたペレットを製錬炉にて還元加熱する還元工程S2とを有する。ペレット製造工程S1では、少なくとも、ニッケル酸化鉱と、炭素質還元剤とを含む原料を混合して混合物とし、その混合物を塊状化してペレットを形成し、還元工程S2では、ペレット製造工程S1にて得られたペレットを、金属製炉床を有する製錬炉のその炉床上に載置した状態で、所定の還元温度且つ所定の還元処理時間に制御して還元加熱処理を施す。【選択図】図4 |