摘要 |
直流電路に挿入される開閉器において、磁力センサで前記電路の周辺の磁力変化が検出される。抽出手段は、前記磁力センサ出力より「アークに起因するノイズ」の判定が容易な周波数帯域の信号を抽出する。次いで、アーク判定手段は、前記抽出手段より出力されるアーク推定信号がアークに起因するものか否かを判定し、アークに起因するときにアーク検出信号を出力する。当該アーク検出信号によって、引き外しユニットは接点を開極することになる。前記アーク判定手段は、所定時間での前記抽出手段からの入力波形が、アークに起因する波形である確率が高いときは、その確率に応じた値の加点をし、アーク以外のノイズ波形である確率が高いときはその確率に応じた確率に応じた値を減点する。この加点、減点を累計し、所定の点数以上になったときにアークが発生していると判断するようになっている。 |