摘要 |
熱電変換素子は、基板と、前記基板上に形成され、SrとTiを含み第1のバンドギャップを有する第1のペロブスカイト型誘電体膜とSrとTiを含み、前記第1のバンドギャップよりも小さな第2のバンドギャップを有する第2のペロブスカイト型誘電体膜とを交互に積層した積層体と、前記積層体の下端に電気的に接続されて形成された第1の電極と、前記積層体の上端に電気的に接続されて形成された第2の電極と、を備え、前記第1および第2のペロブスカイト型誘電体膜はいずれもドープされて導電性を有し、前記第1および第2のペロブスカイト型誘電体膜は、それぞれの伝導帯の間に最大で0.54eVのバンドオフセットを生じる組成を有し、前記積層体の上端が第1の温度に曝され前記積層体の下端が第2の温度に曝されることにより、前記積層体の前記上端と下端の間に起電力を生じる。 |