摘要 |
移動体を遠隔で操作する場合に、移動体から取得する映像、情報の遅れが問題となる。また実際には操作が即座に移動体に伝わることも期待できない。また、遅延を低減するべく映像データ量を絞り込むことにより、フレームレートや解像度を低下させた場合では他の移動体の動作が把握し辛くなる問題点がある。そこで、遠隔操作装置と移動体は、カメラ映像の伝送に時間がかかり、かつ移動する障害物が存在する場合においても、障害物の移動と移動体の移動を予測し、予測に基づく映像を現在の映像を基に生成し、操作者にモニタで提示する。これによって、伝送遅れにより発生する不安定さ、危険性を減少せしめ、安全で効果的な操作を可能にできる。 |