摘要 |
【課題】焼却灰を水洗脱塩してセメント原料等として再利用するにあたり、装置及び運転コストを低減する。【解決手段】焼却灰(飛灰A)に水(溶解水W)を添加してスラリー化し、スラリーに強アルカリSAを添加した後固液分離し、固液分離によって得られたろ液(排水D1)にCO2ガス(セメントキルン排ガスG)を添加し、CO2ガス添加後のろ液(排水D2)から重金属類を分離する焼却灰の水洗脱塩方法。スラリーのpHが13以上になるように強アルカリをスラリーに添加し、CO2ガスの添加によりろ液のpHを9.5以下に調整し、重金属類を分離した後のろ液を放流することができる。強アルカリとして、水酸化ナトリウム又は/及び水酸化カリウムを用いることができる。【選択図】図1 |