摘要 |
【課題】特定の臓器における早期癌を発見するだけではなく、いずれの部位にある微小癌、臨床癌期の早期癌について、その高危険群を判定し、進行癌のステージを分類して癌の予防と治療に貢献する。【解決手段】緩衝液に浸漬しておいた支持体に血清を塗布し、該支持体を所定の液温で電気泳動して分画し、血清中のタンパクを分離して、ALPアイソザイム染色液で発色させてALPアイソザイムを検出し、そのタンパク分画像と、ALPアイソザイムを合わせ、それぞれの移動度、染色体の形、濃淡等を判定して、発生する微小な癌の動静を発見し、腫瘍マーカーの解析結果と合わせてその腫瘍の危険度と癌の危険度を評価して癌の一生を分類し、タンパク分画像にあらわれる、アルブミン分画の低下と、α1−グロブリン分画、α2−グロブリン分画及びγ−グロブリン分画の増加という変化状態を判定することにより、腫瘍の危険度と癌の危険度評価を3〜4段階に分類する。【選択図】図2 |