摘要 |
【課題】インター符号化の際に参照する予測画像の生成に用いられる勾配画像と背景画像の組合せの探索にかかるコストを抑制しながら、予測画像の精度悪化を防ぐ。【解決手段】動画像符号化装置は、原画像と予測画像の差分を符号化する。動画像符号化装置の差分算出部151は、各動きベクトルについて、原画像の符号化対象ブロック内の画素と、動きベクトルにより特定される参照画像内の画素との画素値の差分を算出する。和算出部153は、動きベクトルごとに、画素値の差分の和を算出する。背景画像決定部154は、差分の和が最小の動きベクトルにより特定される参照画像内の領域を、背景画像に決定する。分散算出部155は、動きベクトルごとに、画素値の差分の分散を算出する。勾配画像決定部156は、分散が最小の動きベクトルにより特定される参照画像内の領域を勾配画像に決定する。【選択図】図2 |