摘要 |
【課題】吸着室を気体が水平方向に流動する状態にケーシングが配置される蒸発燃料処理装置において、構成を簡素化しつつ、吸着材から流下した水分を処理する。【解決手段】キャニスタ10は、ケーシング12と吸着材14とを備える。ケーシング12は、気体が流動する両吸着室30,32が形成され、かつ、両吸着室30,32に蒸発燃料を導入するタンクポート34、両吸着室30,32の蒸発燃料をパージするパージポート36、及び、両吸着室30,32を大気に連通する大気ポート38を有する。吸着材14は、両吸着室30,32に充填され、かつ、蒸発燃料の吸着及び脱離を行う。両吸着室30,32を気体が水平方向に流動する状態にケーシング12が配置される。吸着材14の重力方向下側には、水分を吸着及び蒸発可能な吸水紙54が設けられる。【選択図】図1 |