摘要 |
【課題】 従来の水性硬質ウレタン系塗料は粘度が高く、セメント系骨材も粗いため、ローラーで塗布することはできず、依然としてコテを用いて下地コンクリート床面に施工するもので、作業時間と労力を要していた。また、水性硬質ウレタン系塗料は硬化収縮力が強いため、塗膜が反り返り剥離が生じる。このため、施工面に目地切りを行わねばならない不利があった。【解決手段】 水性ポリオール樹脂、硬化剤としてジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、セメント系微細骨材、希釈剤及び硬化促進剤を含有する水性硬質ウレタン系塗料組成物を構成するとともに、該水性硬質ウレタン系塗料組成物を、砂骨材ローラーを用いて塗布する施工方法を提供する。これにより、一定の高品質な施工が容易にできるようにし、下地床面に目地切りをしなくても塗膜の反りや剥離の防止に役立つ。【選択図】 図1 |