摘要 |
【課題】 軸筒前方に配設され前後動可能なスライド部材を有するシャープペンシルでは、スライド部材内に形成された芯保持部とチャック体の間に大きな空間が形成されていた。このため、スライド部材とチャック体の軸芯のズレや、筆記芯と芯保持部材やチャック体の軸芯のズレの影響を受けやすく、芯保持部に筆記芯を上手く挿通することができなかったり、残芯と後続芯の軸芯がズレてしまったりし、筆記芯の繰り出しが不能になる恐れがあった。【解決手段】 軸筒内に配設したチャック体により筆記芯の把持・解放を行い、前記軸筒の前方内部に前後動可能であり内部に筆記芯を保持する芯保持部材を有するスライド部材を配設したシャープペンシルであって、前記スライド部材の後退位置にてそのスライド部材の前方への移動規制が維持可能であり、前記スライド部材の前方への移動規制時に、前記チャック体が前後動可能であることを特徴とするシャープペンシル。【選択図】 図8 |