摘要 |
【課題】炭素を主成分とする非水電解質二次電池用負極活物質において、充放電の進行に伴うガス発生とこれに起因する電池の膨れを抑制しつつ、1000サイクルといった長期サイクル耐久性も向上させうる手段を提供する。【解決手段】炭素を主成分とする非水電解質二次電池用負極活物質において、ラマン分光法により求めたR値(RA)と、当該活物質を用いて1000サイクルの充放電を行った後のR値(RB)とが、以下の関係:を満たすようにするか、または、50℃から400℃までの温度上昇における昇温脱離ガス分析(TDS)において測定される、初期の脱離二酸化炭素分子(CO2)数が1.5〜3.1×1015[個/2mg]であり、かつ、ラマン分光法により求めたR値が0.41〜0.45となるようにする。【選択図】なし |