プロテアーゼ操作を介した代謝経路におけるフラックスの制御のための方法

摘要

【課題】目的の経路に関与する酵素と競合する標的酵素の改変を介して代謝経路フラックスを制御する。【解決手段】基質または目的の経路の生成物について競合する酵素（標的酵素）を部位特異的プロテアーゼに対して感受性となるように改変することにより、生体触媒として用いることができる細胞であって、前記プロテアーゼは、細胞において発現されるが、インタクトな細胞において標的酵素と接触しない位置へ再配置され、また、細胞溶解によりプロテアーゼは標的酵素に接触し、これは次いでプロテアーゼ切断により不活化される、前記細胞。【選択図】なし