摘要 |
本願の課題は、異なるルーティングドメイン間における経路情報の交換に対し、階層構造を構築する段階において無駄な経路情報の交換を削減しながらも、ネットワークの分断を許容する経路認識のロバスト性を維持することが可能な技術を提供することである。本願は、隣接する通信ノードから受信した経路制御メッセージに含まれる階層情報及び自通信ノードが保有する階層情報に記載されている、階層化されたネットワーク構造の各階層を管理する通信ノードを示す管理通信ノード識別子のうち、最上位階層の通信ノードを示す識別子と送信元通信ノードを示す識別子とを用いて前記隣接する通信ノードが属するルーティングドメインが自通信ノードのルーティングドメインと同じであるかを識別し、前記隣接する通信ノードが属するルーティングドメインが自通信ノードのルーティングドメインと異なる場合に自通信ノードが保有する経路情報を広告する。 |