摘要 |
【課題】ねじ軸に反力が作用してもボールの転動を阻止してナットの回転を防止し、ねじ軸の軸方向への変位を任意の位置で安定的に保持でき、信頼性を向上させた位置保持機構付きボールねじを提供する。【解決手段】ナット3の端面3bから駒窓6に貫通する挿通孔8に電磁ソレノイドのプランジャ11が進退自在に嵌挿され、このプランジャ11の軸心と駒部材7の中心とがオフセットした状態に配設されると共に、駒部材7と駒窓6間の反プランジャ側に介装された弾性部材16の弾性力により駒部材7が回転するように付勢され、プランジャ11が駒部材7に当接することにより弾性部材16の付勢力に対抗して当該駒部材7の回転位相が変化する。【選択図】図2 |