摘要 |
【課題】鋳造時に金型部品の見切り面同士に溶湯が流れ込むことを抑制し、型開き時に発生する離型抵抗を低減することができる金型の設計方法の提供。【解決手段】複数の金型部品からなる金型1を型締めすることにより形成される金型1内のキャビティ22に、溶湯を流し込み鋳造品を鋳造する金型1の設計方法であり、型締めされた状態の金型1内のキャビティ22に溶湯を流し込んだ状態の、各見切り面の熱変形量を算出する工程と、熱変形量に基づき、溶湯Mを金型1内のキャビティ22に流し込んだ状態で、内壁面22aに隣接した第1見切り面同士13a,14aの間のクリアランスがゼロとなり、かつ、内壁面22aから外れた第2見切り面11a,13c同士の間に、溶湯が流れ込まない大きさのクリアランスが形成されるように、各金型部品を設計する工程と、を含む。【選択図】図3 |