摘要 |
順方向で伝搬する第1のモードの位相定数をβpとし、逆方向で伝搬する第2のモードの位相定数をβmとしたとき、各スタブ導体(13A,13B)の各電気長La及びLbは、位相定数βpと動作角周波数との関係を示す分散曲線と、位相定数βmと動作角周波数との関係を示す分散曲線との交点の近傍において、動作角周波数に対する非相反移相量βNR=(βp−βm)/2の関数が、非相反伝送線路装置(70F)から放射される電磁波の放射方向が周波数に応じて変化する現象であるビームスクイントが発生しないときの、動作角周波数に対する非相反移相量βNRの関数に近接するように設定される。 |