摘要 |
位相可変装置には、エンジンバルブ側から入力されるカムトルクの発生時に従動回転体を駆動回転体に相対回動不能にロックするセルフロック機構を設けたものがある。従来のセルフロック機構は、セルフロック力のアンバランスが生じることにより、ロックプレートがくさびのように食い込みやすくなって、セルフロック機能の解除を阻害するという問題がある。進角方向のカムトルクを受ける一の第1ロックプレート(14a・・)と遅角方向のカムトルクを受ける一の第2ロックプレート(14b・・)とを、従動回転体(3)の軸方向に重複するように配置したことを特徴とするセルフロック機構付位相可変装置により上記問題を解決した。 |