摘要 |
【課題】超電導コイルの過電流通電を未然に防ぎ、またそのクエンチの前兆が検出された際にその通電電流を減衰させることで、超電導コイルのクエンチを回避することができる限流器を提供する。【解決手段】超電導コイル10と直列に挿入される限流器12が、超電導コイル10より臨界電流の小さい巻き線22を備え、その少なくとも一方の面は、電気絶縁層21を介して熱浴である巻枠20に密着されている。また、限流動作時に電流が巻き線22を迂回する迂回路用導体線41が設けられ、その少なくとも一方の面は、電気絶縁層を介して専用の熱浴に密着させられている。【選択図】図2 |