| 摘要 |
【課題】薄い鋼板等をせん断しようとすると、切れずに折れ曲がり、両刃の間に噛み込んで刃や刃のホルダー等を傷めてしまう問題を解消する。【解決手段】２以上の刃で板状又はアミ状の部材（２枚以上重なっている場合も含む）のせん断を開始する前後に、板が圧迫固定されていない方の刃（以降、第一の刃と呼ぶ）側に切り離されるべき板部分の折れ曲がりや噛み込みを防ぐように保持手段を設けたせん断装置を提供する。第一の刃（上刃）をローリング方式又は蝶番方式とし、もう一方の刃（下刃）の近傍（下方）に保持手段として固定式のベッドを設ける形態と、第一の刃の位相に応じて可動する保持手段によりせん断される直前直後の板部分を囲む又は挟む形態と、第一の刃近傍の磁力により板を第一の刃側に保持して折れ曲がりを防止する形態、抑え装置を刃に著しく接近させて切断面を挟み込む形態を提供する。【選択図】図１ |
