摘要 |
【課題】弾性率が低く柔軟で、高い伸度が発現すると共に、耐熱老化性に優れ高温で連続使用することが可能なポリ(エーテルイミド−シロキサン)共重合体樹脂組成物を得ることを課題とする。【解決手段】(a)と(b)の合計を100重量%として、(a)ポリ(エーテルイミド−シロキサン)共重合体99〜51重量%、(b)ポリフェニレンスルフィド樹脂1〜49重量%からなる樹脂組成物100重量部に対して、(c)エポキシ基、アミノ基、イソシアネート基から選ばれる一種以上の基を有するシランカップリング剤0.1〜10重量部を配合してなるポリ(エーテルイミド−シロキサン)共重合体樹脂組成物であって、その樹脂組成物からなる成形品の断面を透過型電子顕微鏡にて観察した際、前記(a)ポリ(エーテルイミド−シロキサン)共重合体が連続相(海相)を、前記(b)ポリフェニレンスルフィド樹脂が分散相(島相)を形成しており、その分散相(島相)の内、長径を短径で除した比が2.8以上である分散相の面積が全面積の4%以上であることを特徴とする。【選択図】なし |