摘要 |
【課題】スイッチ素子を制御しなくとも、補正値が異常であるか否かを判定することのできるモータ制御装置を提供する。【解決手段】クランクシャフトに連動して回転するモータを制御するモータ制御装置であって、ロータの位相を検出する位相検出部と、ステータコイルにて発生する誘起電圧および誘起電流の少なくとも一方を検出する電流電圧検出部と、実際のロータの位相と、位相検出部にて検出されるロータの位相とのオフセットを補正するための補正値を記憶し、補正値に基づいて、検出されるロータの位相を補正した補正位相を算出する補正回路と、インバータと、インバータの複数のスイッチ素子を制御する制御部と、を有し、補正回路は、複数のスイッチ素子の全てが非駆動状態の場合に、補正位相と、誘起電圧および誘起電流の少なくとも一方の位相とに基づいて補正値が異常であるか否かを判定する。【選択図】図4 |