摘要 |
【課題】補強繊維複合板の補強繊維の重ね合わせ部分の含浸状態を目視確認することを可能にし、補強繊維の未含浸部の発生を極力抑制して、高い安定性でより確実に補強効果を得る。【解決手段】第1の補強繊維複合板1aの第1の補強繊維3aに第1の基板2aの一端から突出する突出部31aを設け、第1の補強繊維複合板1aをコンクリート構造物100に離隔配置して突出部31aを含浸接着部12でコンクリート構造物100に接着し、第2の補強繊維3aの他端近傍が含浸接着部12の外側に重なるようにして第2の補強繊維複合板1bをコンクリート構造物100に離隔配置し、第1の基板2aの一端と第2の基板2bの他端との間にシール材13を設けて封止し、第1の補強繊維複合板1a及び第2の補強繊維複合板2bとコンクリート構造物100との間に充填材14を設けるコンクリート構造物の補強構造。【選択図】図2 |