摘要 |
【課題】移動金型と固定金型の間に異物が挟まるなどの異常を検知する基準となる型締モータの理論動作トルクを正確に求めることにより、特に、型閉減速中であっても高応答の異常検知を可能にする。【解決手段】この金型保護方法は、予め型閉動作試験を実施し、サーボモータ40が型閉動作の過程で実際に出力する実動作トルクを記録し、サーボモータ40が型閉動作の過程で出力する力学理論上の理論トルクを算出し、前記実動作トルクに近似するように、前記理論トルクを補正し、実際の成形工程の型閉動作では、補正された前記理論トルクと型閉動作時の実動作トルクとを比較し、前記実動作トルクと理論トルクの差が所定のしきい値を超えたことを検知することにより、金型に異常が生じたと判定し、金型保護動作を行う。【選択図】図1 |