摘要 |
【課題】可動側鏡板部の前面に作用する力の偏りに起因する可動側鏡板部の変形を抑制して、スクロール圧縮機の運転効率を向上させる。【解決手段】圧縮機構(30)では、固定スクロール(31)と可動スクロール(35)とが噛み合わされて流体室(S)が形成されている。圧縮機構(30)は、固定側ラップ(33)と可動側ラップ(37)とが非対称渦巻き構造となっている。流体室(S)のうち可動スクロール(35)の偏心回転運動中に常に吸入圧力が作用する領域が吸入領域(SR)となっている。可動側鏡板部(36)は、固定スクロール(31)の中心軸(Q1)を挟んで吸入領域(SR)の反対側に位置する部分に、可動側鏡板部(36)の変形を低減するための補強リブ(39)が設けられている。【選択図】図3 |