摘要 |
【課題】通常運転の前に比較的高圧で行う通水試験において、かしめ忘れによる漏水を確実に検知することができるかしめ式管継手を提供する。【解決手段】内部に通水路1aを有し、外周面上にはパッキン2の収容凹部を有すると共に、収容凹部の底面に通水路に貫通する通孔1cを有して管に挿入されるインナースリーブ1と、インナースリーブの周囲に、かしめによって管をインナースリーブに接合可能に塑性変形するアウタースリーブ3とを備え、アウタースリーブをかしめることでパッキンを圧縮変形して通孔を止水する一方、アウタースリーブが未かしめ状態では通孔からパッキンの内面を経て管の外周面に通ずる漏水経路Rを形成するかしめ式管継手であって、パッキンは、水道法に定められた上限水圧よりも高圧の水圧を基準として、未かしめ状態での通水時に、収容凹部との間の漏水経路を確保するつぶし代を有して収容凹部に収容した。【選択図】図4 |