摘要 |
【課題】セラミックス粒子を添加することなく必要な硬さが得られ、しかも、時効熱処理を行うことなく金属化合物を析出させることが可能な肉盛溶接用材料及び肉盛金属を提供すること。【解決手段】肉盛溶接用材料は、4.0≦Ni≦30.0mass%、9.0≦Cr≦30.0mass%、及び、3.0≦Al≦6.0mass%を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる。Al量は、4.5≦Al≦6.0mass%が好ましい。また、Ni量は、10.0≦Ni≦30.0mass%が好ましい。このような肉盛溶接用材料を用いて肉盛り溶接すると、常温硬さHVが350以上である肉盛金属が得られる。【選択図】図1 |