活断層対策配管、活断層対策配管の設計方法、及び活断層対策配管の製造方法

摘要

【課題】伏越しが設けられた配管から地殻運動時に収容物が漏えいするのを抑える活断層対策配管を効率的に設計することができる活断層対策配管の設計方法を提供する。【解決手段】活断層対策配管の設計方法は、活断層２０５を有する地盤２００中に埋設され伏越し２０が設けられる配管１０において、活断層が地殻運動時に移動したときに配管内の収容物が配管から漏えいしない活断層対策配管の設計方法であって、伏越しは、配管において伏越しに隣接する第一隣接部分１１に沿って延びる第一直管２６を備え、活断層の断層面２０８と配管の中心軸線Ｃ０との交点である基準点Ｐ３に対する、配管の延在方向Ｄに沿った伏越しの位置に基づいて、第一隣接部分の中心軸線と伏越しの第一直管の中心軸線との距離である伏越しの大きさＬ２を調節することを決めるか、配管の一部が曲がっていることで構成された断層対策部３０を配管に設けることを決める。【選択図】図１１