摘要 |
【課題】接着剤として用いた場合に、従来のウレタン系接着剤に比して金属やポリオレフィンへの接着強度が改善できるウレタン樹脂系組成物を提供すること。【解決手段】下記(1)〜(3)を満たす変性オレフィン系重合体を含むポリウレタン樹脂。(1)テトラリン溶媒中135℃にて測定した極限粘度[η]が0.01〜2.5dL/gである。(2)示差走査型熱量計(DSC)を用い、試料を窒素雰囲気下−10℃で5分間保持した後、10℃/分で昇温させることにより得られた融解吸熱カーブの最も高温側に観測されるピークのピークトップとして定義される融点(Tm−D)が観測されないかあるいは0〜100℃である。(3)示差走査型熱量計(DSC)で測定される半結晶化時間が3分以上、または示差走査型熱量計(DSC)で測定される結晶化ピークが観測されない。【選択図】なし |