摘要 |
ESD保護デバイス(1)は、Si基板(10)と再配線層(20)とを備える。再配線層(20)のTi/Cu/Ti電極(23A,23B)は、コンタクトホール(22A,22B)を介し、Si基板(10)の表面に形成されたAl電極膜(111〜113,121,131)を有するESD保護回路と導通している。Al電極膜(121)はTi/Cu/Ti電極(23A)、Al電極膜(131)はTi/Cu/Ti電極(23B)に導通する。Al電極膜(111,121)間にはダイオード形成領域(141)が、Al電極膜(112,131)間にはダイオード形成領域(144)が形成される。Ti/Cu/Ti電極(24A)はダイオード形成領域(144)に重ならず、Ti/Cu/Ti電極(24B)はダイオード形成領域(141)に重ならない。これにより、寄生容量の発生を軽減でき、より高周波帯域まで適用できる半導体装置を提供する。 |