摘要 |
内燃機関(1)は可変圧縮比機構(2)を有し、かつ機械的に駆動される高圧燃料ポンプ(46)を用いたコモンレール式の燃料噴射装置を備える。コモンレール(45)内の燃圧Pを読み込み(ステップ1)、上限燃圧Pmaxを越えていて(ステップ3)、かつ目標燃圧tPとの差分ΔPが閾値ΔPmaxを越えていれば(ステップ4)、燃圧Pの異常上昇と判定し、可変圧縮比機構による目標圧縮比を最低圧縮比εminとする(ステップ6)。これによりクランクシャフト(21)の回転変動が小さくなるので、チェーン(43)の張力変動が緩和され、チェーン(43)の耐久性低下が抑制される。 |