摘要 |
【課題】発振閾値電流密度を小さく抑えつつ高い発振出力を実現できる磁気抵抗効果デバイスを提供する。【解決手段】磁気抵抗効果デバイス100は、第1の磁化自由層2a、第1の磁化固定層2cおよび第1のスペーサー層2bを有する第1の磁気抵抗効果素子2と、第2の磁化自由層7a、第2の磁化固定層7cおよび第2のスペーサー層7bを有する第2の磁気抵抗効果素子7と、第1の磁化自由層2aと第2の磁化自由層7aに外部磁場を印加する磁場印加機構3とを有する。第1の磁化自由層2aと第2の磁化自由層7aは、磁気的に結合しており、第1の磁化固定層2cの磁化方向と第1の磁化自由層2aに印加される外部磁場の方向のなす角度よりも、第2の磁化固定層7cの磁化方向と第2の磁化自由層7aに印加される外部磁場の方向のなす角度が大きく、第1の磁気抵抗効果素子2には、発振閾値電流密度以上の電流密度を有する電流が印加される。【選択図】図1 |