摘要 |
【課題】中小地震に対して低い減衰係数で減衰力を発揮し、大地震に対しては高い減衰係数で減衰力を発揮可能なダンパの提供である。【解決手段】本発明のダンパDは、ピストン2の中立位置からの変位が予め設定された変位量以上の変位となると蓋部材3が伸側室R1と圧側室R2を連通する通路Bを閉塞する。よって、ダンパDは、中小規模の地震の揺れに対しては、蓋部材3によって通路Bが閉塞されず減衰係数が低いままに維持され、小さい減衰力を発揮し、大規模の地震の揺れに対しては、蓋部材3によって通路Bが閉塞されて、減衰係数が高くなって、大きな減衰力を発揮する。【選択図】図1 |