摘要 |
一般式(I)(式中、nは0または1であり;R1は、水素原子(ただし、n=0のときに限る)、ハロゲン原子、C1〜C6のアルキル基、C1〜C6のハロアルキル基、置換されていてもよいアミノ基、置換されていてもよいフェニル基、C1〜C6のアルキルチオ基、C1〜C6のアルコキシ基、C1〜C6のハロアルコキシ基またはC7〜C12のアラルキルオキシ基を表し;R2は、−(CH2)p−[O(CH2)q]r−X(ただし、Xはハロゲン原子、pは1〜6の整数、qは1〜4の整数、rは0〜4の整数である。)を表し;R3は、水素原子、C1〜C6のアルキル基、C7〜C16のアラルキル基またはC6〜C14のアリール基を表し;R4は、水素原子またはC1〜C6のアルキル基を表す。)で示される構造を有する化合物またはその薬学的に許容される塩は、FAMTよりがん集積性が高く、LAT1への親和性およびがん選択性が高く、かつ、医療現場で標識可能であるので、汎用性の高いPET用イメージング剤として有用である。 |