摘要 |
【課題】既存の適応等化器と周波数オフセット補正回路とを用いて、新たな位相誤差の検出回路を設けることなく残留位相誤差を推定して補正する。【解決手段】通信装置は、送信側の通信装置から送信されたシンボルパターンの複素自己相関に基づいて位相補正量を算出する周波数オフセット推定・補正部9と、適応等化器1とを有する。適応等器1は、タップ係数を用いた等化処理により推定した送信シンボル点を示す等化出力値を出力するフィルタ部2と、フィルタ部2から出力された等化出力値に基づき基準シンボル点を判定する判定器3とを有する。そしてフィルタ部2から出力される等化出力値と、判定器3から出力される出力値との複素相互相関を算出し、算出した複素相互相関を前記周波数オフセット推定・補正部6が算出した位相補正量に反映させて、送信側の通信装置から送信された信号の周波数オフセットを補正する。【選択図】図1 |