摘要 |
【課題】作業の熟練が不要になり、かつ作業の負担を軽減できる建造物の補修補強構造および補修補強工法を提供する。【解決手段】複数の金属製の棒状の補強部材2を配設して固着し、支持部材3を少なくとも1つの補強部材2に固着して成る枠部材1を予め準備しておき、このような枠部材1を、橋脚B等の構造物の損傷箇所を含むコンクリート壁面Kの一部を矩形凹状にはつった補修補強領域Rに配設し、支持部材3をコンクリート壁面Kに形成した挿入穴に挿入して枠部材を仮保持し、この状態で枠部材1のコンクリート壁面K側と反対側の開口部分を閉塞するようにコンクリート板7を枠部材1のフランジ4に固定し、枠部材1に形成された注入孔から枠部材1に内部に特殊モルタルを充填する。【選択図】図3 |