摘要 |
【課題】陽極酸化により形成された細孔にスポーリングを発生させることなく顔料を充填して、十分に着色された皮膜を有するアルミニウム成形体を提供する。【解決手段】アルミニウム成形体1に対して、電流値を一定にした陽極酸化処理と、その後の電圧値を一定にした陽極酸化処理を行い、アルミニウム成形体1表面に細孔3,Lを有する陽極酸化皮膜2を形成し、アルミニウム成形体1を金属有機錯体等の水溶液に浸漬し、交流電流を通電して、形成された細孔内Lにて酸化チタンなどの顔料4を析出・充填し、その際、通電開始時点から一定時間まで所定の速度で電圧を上げながら電析させるか、又は通電開始時点から一定時間までは所定の速度で電圧を上げ、該一定時間経過以降は一定電圧の条件下として電析させるかする、着色アルミニウム成形体及びその製造方法。【選択図】図1 |