摘要 |
【課題】ナビゲータエコーの励起領域とプリパルスやスライスなどの励起の重なりによる影響がある場合においても横隔膜位置の正確な検出を可能とするMRI装置の差動方法を提供する。【解決手段】MRI装置であって、本計測の前に、1TR分以上の空打ちを実施した後、本計測の1TR内において実施された各ナビゲータエコーを参照エコーに設定し、その信号強度プロファイル37、39と、参照エコー設定後の本計測において実施された比較用の各ナビゲータエコーの信号強度プロファイルとの相関をとる。この相関結果より求められた横隔膜位置の変位量に基づき、プリパルスおよびスライスなどの励起位置を追従させる。これにより、横隔膜と近接した撮像部位においてナビゲータエコー法の適用を可能とし、呼吸動アーチファクトの抑制された画像の取得を可能とする。【選択図】図6 |