摘要 |
【課題】複数のポンプ機構の吐出量の合計がより一定に近づくようにする。【解決手段】ボール84がシリンダ孔814内で往復動して流体の吸入・吐出を行う複数のポンプ機構を備え、複数のポンプ機構の吐出量の合計が一定となるようにカム57の形状を設定する。また、シリンダ孔816の軸線を駆動軸54の軸線に対してΔLずらすことにより、カム57側からボール84に作用する力の向きは、駆動軸54の回転方向前方側または回転方向後方側のいずれかに安定し、ボール84は、揺動することなく往復動し、安定した動きになる。したがって、各ポンプ機構毎の実際の吐出量の特性と目標特性とのずれが発生しにくくなり、複数のポンプ機構の吐出量の合計をより一定に近づけることができる。【選択図】図3 |