摘要 |
【課題】廃棄物の燃焼で発生する可燃ガスの発生量が一時的に増大する等の変動があっても、これに対応できる排ガスの脱硝装置及び脱硝方法を提供することを課題とする。【解決手段】廃棄物焼却炉10の燃焼室12に連設された二次燃焼室13もしくは廃棄物ガス化溶融炉に連設された二次燃焼室から排出する排ガスから熱回収するボイラ16が配設され、ボイラ16内部へ向け脱硝剤を吹き込むノズルが設けられている排ガスの脱硝装置において、ノズルはボイラ16の上流部に位置する第一ノズル18Aと該第一ノズル18Aから下流側に離間して位置する第二ノズル18Bとを有し、上記上流部には、排ガスの温度を計測する温度計19が設けられ、上記温度計19で計測された排ガス温度が所定範囲以下のときには、第一ノズル18Aから脱硝剤を吹き込み、上記所定範囲を超えるときには、第二ノズル18Bから脱硝剤を吹き込む。【選択図】図1 |