摘要 |
インバータにて発生しノイズフィルタに流れ込むノイズ電流の量を検出し、その検出値をキャリア周波数の間隔でサンプリングし、各サンプル値の包絡線が一定値とみなせる状況にあるか否かを判断し、各サンプル値の包絡線が一定値とみなせる状況にあるときは、キャリア周波数を、ノイズフィルタの遮断周波数frが重ならない状況、あるいは、ノイズフィルタの遮断周波数frの近くにない状況に変更する。これによって、モータ制御装置に内蔵したノイズフィルタが、ノイズフィルタのメーカサイドに特別な対策を要求することなく、ノイズフィルタのメーカサイドの仕様で製作されたノイズフィルタであっても、コモンモードコイルのフェライトコアに磁気飽和を起こさせずに使用して、所望のノイズ低減効果を得ることができる。 |