摘要 |
【課題】圧力発生室と圧電体との位置ずれをチップ内の分布として容易に精度良く検査できる液滴吐出ヘッド。【解決手段】ノズル孔41に連通する複数の圧力発生室31c及び圧力発生室31cに連通する複数の個別液室31aを有する流路形成基板20と、流路形成基板20上に形成される振動板21と、振動板21上に形成され、振動板21を振動させるとともに、圧力発生室31c内の圧力を変化させる圧電体22bを有する圧電素子22と、振動板21及び圧電素子22側で、かつ、流路形成基板20と対向して配置される保護基板10と、を有する液滴吐出ヘッドであって、保護基板10は、保護基板10の厚み方向に貫通する液供給路17を有し、液供給路17の開口部は、複数の個別液室31aに連通し、流路形成基板20上であって、かつ、液供給路17の開口部内の領域に、圧電素子22の圧電体22bと同じ材料で形成されたずれ検査用圧電体パターンを有する。【選択図】図2 |