摘要 |
【課題】強調の対象となる目的音を特徴づける音響特徴量が未知である場合においても用いることができるウィナーフィルタ設計関連技術及び音の強調技術を提供する。【解決手段】ウィナーフィルタ設計装置4は、強調の対象となる目的音が含まれる音信号についての所定の音響特徴量と、目的音及び雑音の学データに基づいて得られた回帰ベクトルとを用いて、目的音の存在確率を求める存在確率計算部41と、強調の対象となる目的音が含まれる音信号についての所定の音響特徴量を条件として事前信号雑音比が出現する確率の期待値である条件付き期待値を計算する条件付き期待値計算部42と、目的音の存在確率と条件付き期待値とを乗算することにより、事前信号雑音比を求める事前信号雑音比計算部43と、事前信号雑音比を用いてウィナーフィルタを求めるウィナーフィルタ計算部44と、を備えている。【選択図】図1 |