摘要 |
単層カーボンナノチューブの分散性を向上する方法を提供し、単層カーボンナノチューブの粉末を脂質溶剤に超音波で分散し且つ2〜3日静置して膨潤させ、遠心分離するステップ(1)と、低沸点のアルコール類溶剤及び水で順に遠心洗浄した後に加熱乾燥するステップ(2)と、乾燥した後の単層カーボンナノチューブを酸化性強酸溶液に加えて酸化し、遠心分離するステップ(3)と、遠心液がpH7となるまで水で遠心洗浄し、さらに単層カーボンナノチューブを水またはアルコール類溶剤に溶解するステップ(4)とを含む。前記方法によって処理された単層カーボンナノチューブの回収率は約80%以上にも達し、且つ単層カーボンナノチューブ溶液の濃度が高く、カーボンナノチューブ分散液の吸光度値を約1600にも下げることができ、柔軟性透明電極材料の製作に用いることができる。 |