摘要 |
【課題】IGBTを有する半導体装置の信頼性を向上させる。【解決手段】アクティブセル領域LCaにおいては、トレンチゲート電極TG1,TG2が埋め込まれた溝T1,T2に挟まれた部分の半導体基板SSに、n+型エミッタ領域NEと、その下のp型ボディ領域PBと、その下のn型ホールバリア領域HB1とが形成されている。ホールコレクタセル領域LCcにおいては、トレンチゲート電極TG3,TG4が埋め込まれた溝T3,T4に挟まれた部分の半導体基板SSに、p型ボディ領域PBと、その下のn型ホールバリア領域HB2とが形成されているが、n+型エミッタ領域NEに相当するn型半導体領域は形成されていない。n型ホールバリア領域HB1,HB2の下には、それよりも低不純物濃度のn−型ドリフト領域NDが存在している。n型ホールバリア領域HB2の不純物濃度は、n型ホールバリア領域HB1の不純物濃度よりも高い。【選択図】図5 |