摘要 |
【課題】データ処理装置がn倍に並列化される一方その初期値設定を行うCPUは並列化されないときに、当該初期設定のためのCPUの処理負荷の増加をn倍よりも小さく抑える。【解決手段】初期設定データに基づいて並列データ処理を行なう複数のデータ処理装置を備えるデータ処理システムであって、データ処理装置は、それぞれ固有のIDを有し、初期設定データを格納する複数のレジスタと転送回路とを備える。転送回路は、初期設定データであるペイロードと、共有化情報と、宛先IDと、宛先アドレスとを含むパケットを受信し、受診したパケットに含まれる共有化情報が、当該パケットに含まれるペイロードが自身を含む複数のデータ処理装置に共通に設定されるべき初期設定データであることを示すときには、宛先IDが自身のIDと不一致であっても、当該ペイロードを宛先アドレスが示すレジスタに転送する。【選択図】図1 |