摘要 |
【課題】より少ない工数で要求される硬度と加工性・軽さを備える圧縮木材の製造方法及び圧縮木材並びに圧縮木材を切削してなる切削板材を提供すること。【解決手段】木材を加熱圧縮する加熱圧縮工程を有する圧縮木材の製造方法において、木材は、該木材の原木の外周面1aと、原木の軸方向に略平行な切断面(対向面1b及び両側面1c,1c)と、を有する切断木材であり、加熱圧縮工程は、切断木材に外周面側及び対向面側から押圧力を付加して行われることを特徴とする。これにより、加熱圧縮が切断木材に外周面側及び対向面側から押圧力が付加されつつ行われることで加熱圧縮後の樹皮下層を有する外周面は硬度が大きく上昇する一方、加熱圧縮後の切断面は外周面と比較して一定の加工性・軽さを残すものとなる。また、複数の硬度の異なる木材を組み合わせる作業も不要であるから、工数が削減されてより少ない工数で圧縮木材を得ることができる。【選択図】図2 |