摘要 |
バルーンカテーテル(1)は、第1のルーメン(11)を有する内管(3)と、内管(3)と同軸的に設けられ、内管の外面との間に第2のルーメンを形成する外管部(2)と、先端部が内管(3)の先端部に固定され、内部が第2のルーメン(12)と連通するバルーン部(4)とを備える。そして、バルーン部(4)は、あらかじめ形成された膨張形成形態を有する膨出部(40)を有し、さらに、注入されるバルーン拡張用液体により、膨張形成形態を越えて、弾性変形可能である。外管部(2)は、バルーン部(4)の膨出部(40)の後端部より基端方向に延び、かつ、バルーン部(4)と同一材料により一体に形成され、さらに、実質的に膨張不能な先端側スリーブ部(21)を有している。 |